素晴らしい紅葉の古刹を訪ねて~~隠れた紅葉の名所・大門寺

大門寺は今年の新緑の頃にいくつかの古刹とともに訪れて、以前このブログに書いたことがある。小さなお寺ではあるが、参道も境内の紅葉は本当に美しく、別世界に来たようだった。

駐車場から参道を歩きはじめると、途中から空気が一変する。樹高15mはありそうな楓の木が参道に何本も伸びて枝を広げて太陽の光を遮っている。下から紅葉を見上げると実に色鮮やかである。

これが大門寺の山門である。この山門は南に向いているのだが、紅葉が空間を支配しているために陽光が少なく、またわずかな木漏れ日が周りの紅葉や白壁の美しさを一段と際立たせている。門には「摂津国八十八箇所霊場」の第50番の札所である旨の看板がかかっている。
この大門寺は正式名称を「神峯山大門寺金剛院」という真言宗の寺院で、以前は「青龍寺」と号していたらしい。
この寺院の歴史はかなり古く、寺伝では宝亀二年(771)に光仁天皇の長子である開成皇子(かいじょうおうじ:平安京を開いた第50代桓武天皇の異母兄)の開基で、その後弘法大師がこの地に来て、金剛、蔵王の二像を刻んで、当寺の守護神としたとある。
貞観年間(858-876)には本堂、無量寿堂、三重塔、御影堂、鎮守十二社権現拝殿、白山権現、護摩堂、鐘楼堂、中門、経蔵、楼門、奥院などの諸堂が甍を並べて隆盛を極めていたそうだが、建久(1190~1205)期の地震や元弘(1331~1333)期の兵火のために荒廃してしまい、現在の諸堂は快我上人空寿により江戸時代初期に再建されたものだという。

山門を抜けると、まず色鮮やかなイチョウと楓の木が目に飛び込んでくる。

本堂は決して大きなものではないが、本尊の聖如意輪観世音菩薩(秘仏)ならびに四天王像はいずれも平安時代藤原期の仏像で国の重要文化財に指定されているそうだ。この日は写経会が行われており、写経会に参加すれば四天王像は拝観出来たと思うが時間がかかるので今回は諦めた。

パンフレットの画像を拡大してみたのだが、上が本尊の聖如意輪観世音菩薩(秘仏)、下が四天王像だ。


本堂のすぐ近くにある楓の大木は紅葉が一段と鮮やかで、また枝ぶりも素晴らしい。

庭にきれいな菊の鉢が並べられていた。紅葉見物と菊花の鑑賞が同時にできるとは思わなかった。写っている建物は弁天堂と庫裏である。

紅葉の時期の2日間だけ御茶席が設けられていたので客殿の庭から見える紅葉を堪能しながら抹茶を戴いた。この素晴らしい景色はいつまで見ても飽きることがなく、随分心が癒された。大門寺は北摂の隠れた紅葉の名所としてお勧めしたい。

この寺を開いたのは桓武天皇の諸兄の開成皇子だと書いたが、開成皇子という人物を調べると面白いことがわかった。
開成皇子は天皇家の直系男子でありながら、正史である「続日本紀」には全く現れず、「元亨釈書」(日本最初の仏教通史:元享2年[1322]成立)、「本朝高僧伝」(元禄15年[1702]成立)、「拾遺往生伝」(12世紀前半)など、かなり後世に編まれた僧侶の伝記の中にだけ記されている人物なのだそうだ。母親が誰かもよくわかっていない。
これらの僧侶の伝記において開成皇子について明確に書かれているのは、大阪府箕面市にある勝尾寺を開いたということだけなのだが、北摂地区には勝尾寺、大門寺以外にも、開成皇子が開創したという寺伝を持つ多くの寺がいくつか存在する。

たとえば高槻市にある本山寺、神峰山寺(かぶさんじ)はいずれも役行者(えんのぎょうじゃ)が開き、開成皇子が創建したという言い伝えがある。また高槻市の安岡寺(あんこうじ)も開成皇子が創建したという言い伝えのある寺院だが、次のURLで、この三つの寺はきれいに一直線上に並んでいることが紹介されている。
http://www.shoai.ne.jp/takatsuki/sanzanji.html
また高槻市にある霊仙寺というお寺も開成皇子が創建したという言い伝えのある寺院で、安岡寺、霊仙寺、大門寺、勝尾寺も地図で確認するとほぼ一直線上に並んでいる。この位置関係はどういう意味があるのだろうか。

役行者(えんのぎょうじゃ)は前々回の記事にも少し書いたが、634年に生まれ、葛城山や熊野、大峯の山々で修行を重ね、金峯山(吉野)で蔵王権現を感得し、修験道の基礎を築いたとされる人物である。その後、謀反の疑いをかけられて699年に伊豆大島に流刑となり、701年に疑いが晴れるも、同年の6月に箕面の天上ヶ岳にて入寂したと言われている。
また開成皇子の墓が勝尾寺の裏の最勝ヶ峰にあるのだが、いろいろ調べると北摂の山々は吉野・熊野などと同様に修験道の聖地であったようなのだ。開成皇子は修験道の世界に入り、北摂の寺院の創建にかかわった。開成皇子に関係のある寺院が直線状に並ぶのも何か意味がありそうだが、これがどういう意味なのかは良くわからない。

勝尾寺は実は先日紅葉を見てきた。この寺の紅葉も素晴らしかったので写真だけ添付しておく。ここの紅葉は有名過ぎて、最盛時には10時頃になると駐車場待ちの車で一杯になると思う。この山の上に開成皇子の墓があるそうだ。
明治5年に修験道が禁止され多くの寺院が廃絶されたが、北摂地区は比較的古い寺院が残っているようだ。箕面市にある瀧安寺(りゅうあんじ)は、今も修験道である本山修験宗の根本道場だ。
開成皇子にゆかりのある寺は、ほぼ現在の東海自然歩道に沿って存在する。東海自然歩道そのものが、昔の修験者が切り拓いて作った道なのかもしれない。
修験者になった気持で、これらの寺を巡る山歩きにも一度チャレンジしてみたい。
**************************************************************
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。よろしければ、この応援ボタンをクリックしていただくと、ランキングに反映されて大変励みになります。お手数をかけて申し訳ありません。
↓ ↓




- 関連記事
-
-
隠れ切支丹の里 2009/12/04
-
円山応挙ゆかりの金剛寺と近隣の古刹巡り 2010/05/10
-
素晴らしい紅葉の古刹を訪ねて~~隠れた紅葉の名所・大門寺 2010/11/25
-
1300年以上の古い歴史を持つ神峰山寺と本山寺を訪ねて 2011/03/12
-
能勢町の古刹と天然記念物「野間の大ケヤキ」を訪ねて 2011/05/07
-
大阪のてっぺん 浄瑠璃の里~~地域の文化を継承するということ 2011/10/07
-
桜の咲く古民家の風景を求めて 2012/04/13
-
「櫻井の別れ」は、どこまでが真実か~~水無瀬から大山崎歴史散歩1 2014/05/16
-
後鳥羽上皇が愛した水無瀬の地を歩く~~水無瀬から大山崎歴史散歩2 2014/05/19
-
天誅組河内勢に関わる史跡と富田林市寺内町の美しい町並みを訪ねて 2017/09/22
-
後醍醐天皇を支えた武将・楠木正成にまつわる南河内の史跡を訪ねて 2017/09/28
-
Author:しばやん
京都のお寺に生まれ育ち、大学の経済学部を卒業してからは普通の会社に入りました。
若いころはあまり歴史に興味を覚えなかったのですが、50歳のころに勝者が叙述する歴史が必ずしも真実ではないことに気が付き、調べているうちに日本史全般に興味が広がっていきました。
平成21年にBLOGariというブログサービスでブログを始めましたが、容量に限界がありバックアップもとれないので、しばらく新しい記事を掲載しながら、過去の主要な記事を当初の作成日にあわせて、4か月ほどかけてこちらのブログに手作業で移し替え、平成26年の1月に正式にこのブログに一本化しました。
従来のメインのブログでは読者の皆様から、数多くの有益なコメントを頂きましたが、コメントまでは移しきれなかったことをご容赦願います。
またBLOGariは平成29年の1月31日付けでブログサービスが終了して、今ではアクセスができなくなっています。BLOGariの記事URLにリンクを貼ってある記事がもしあれば、左サイドバーの「カテゴリ」の一番下にある「BLOGari記事のURL読み替え」で対照していだければありがたいです。
***********************
Facebook、twitterなどで記事を拡散していただいたり、リンクしていただくことは大歓迎ですが、このブログ記事のURLとブログ名は明記していただくようよろしくお願い致します。
コメント、トラックバック共に歓迎しますが、記事内容とあまり関係ない内容を論拠を示さないまま一方的に自説を唱えたり、どこかの掲示板などの文章をまるまる引用しているだけのコメントは削除させていただくことがあります。
匿名のコメントや質問にはできるかぎり対応させていただきますが、回答する場合はこのブログのコメント欄でさせていただきます。
また、お叱りや反論もお受けしますが、論拠を示さないで一方的に批難するだけのものや、汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメントなど、不適切と思われるものぱ管理人の権限で削除させて頂く場合がありますので、予めご了承ください。
***********************
- 国立国会図書館デジタルコレクション(旧近代デジタルライブラリー)
- 日本外交文書デジタルコレクション
- アジア歴史資料センター
- 神戸大学付属図書館デジタルアーカイブ新聞記事文庫
- 東京大学地震研究所図書室特別資料データベース
- 西尾幹二のインターネット日録
- 国際派日本人養成講座
- 本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」
- 美の探求者、歴史と思想を語る 田中英道HP
- 株式日記と経済展望
- 余命三年時事日記
- 金貸しは、国家を相手に金を貸す
- 渡邉良明のブログ「日本の天命・日本人の使命」
- がらくた置場 (by minaga)
- electric-journal.
- 奈津子の徒然雑記帳
- キリスト教大辞典 キリスト教の問題点について考える
- Cyberlaw
- 黒田裕樹の歴史講座
- O-TUBE
- 観仏日々帖
- まーりたんの暮らし探訪記
- 歴史~とはずがたり~
- TEL QUEL JAPON
- 美雨の部屋へようこそ
- 田舎な歳時記
- 坂の上のサインボード
- 京都・町家ぐらし
- 日本たばこ党宣言
- rakitarouのきままな日常
- 中国通史で辿る名言・故事探訪
- タッチャンの散歩
- 別府葉子公式ブログ ~葉子通信
- お迎えが来ない居候hippoponの日常
- 戦国時代を追いかけて日本の歴史つまみ食い紀行
- 実業の世界
- 遊びをせんとや生まれけん! 戯れせんとや生まれけん!
- 難関突破~技術士番外編~
- 寺社建築と文化財探訪<TIAS>
- 見るは法楽 HDR
- 五月花の羊
- 東京近代史研究所
- 九州戦国史~室町末期から江戸初期まで
- 日本古代史つれづれブログ
- 授業づくりJAPANの「日本人を育てる授業」
- ブルガリア研究室
- 木庵先生の独り言
- 横須賀★久里浜☆温故知新
- 美しき世の面影
- 親子チョコ♥(親子で、ちょこっと。。。)
- 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
- 失われた日本史 にきみたまの道
- たかちほのブログ
- ねずさんのひとりごと
- ぼやきくっきり
- 日本人の縄文思想と稲作のルーツ
- 短足おじさんの一言
- 私たちの過去と未来
- 心の風景
- 高天原の縁側日記
- ゴトーチたまて箱
- 石田泉城古代日記コダイアリー
- CHIYOROZU.INFO
- PINGOO! メモリーボード
- 「しばやんの日々」今月の人気ページランキング (上位500)
- 管理画面
- しばやん:戊辰戦争で官軍は東北地方で乱暴狼藉を繰り返した (02/05)
- :戊辰戦争で官軍は東北地方で乱暴狼藉を繰り返した (02/05)
- しばやん:明治の皇室と仏教 (01/13)
- :明治の皇室と仏教 (01/12)
- しばやん:大倉財閥の祖・大倉喜八郎が鰹節屋の小僧から独立し巨富を得た経緯 (01/06)
- ユーアイネットショップ店長うちまる:大倉財閥の祖・大倉喜八郎が鰹節屋の小僧から独立し巨富を得た経緯 (01/06)
- しばやん:正式な手続きなしで「東京遷都」が強行された背景を考える (01/05)
- 年金生活者:正式な手続きなしで「東京遷都」が強行された背景を考える (01/05)
- しばやん:2019年新年のご挨拶 (01/04)
- しばやん:正式な手続きなしで「東京遷都」が強行された背景を考える (01/04)
- ラングドック・ラングドシャ:2019年新年のご挨拶 (01/04)
- 年金生活者:正式な手続きなしで「東京遷都」が強行された背景を考える (01/04)
- しばやん:なぜ討幕派が排仏思想と結びつき、歴史ある寺院や文化財が破壊されていったのか (01/02)
- 年金生活者:なぜ討幕派が排仏思想と結びつき、歴史ある寺院や文化財が破壊されていったのか (01/02)
- しばやん:なぜ討幕派が排仏思想と結びつき、歴史ある寺院や文化財が破壊されていったのか (01/02)
- 年金生活者:なぜ討幕派が排仏思想と結びつき、歴史ある寺院や文化財が破壊されていったのか (01/02)
- しばやん:2019年新年のご挨拶 (01/02)
- 憂國トラッカー:2019年新年のご挨拶 (01/01)
- つねまる:2019年新年のご挨拶 (01/01)
- しばやん:2019年新年のご挨拶 (01/01)
- 失われた日本史 にきみたまの道:「親中派」が底値買いするために日本は敗戦させられたのではないのか? (07/17)
- 失われた日本史 にきみたまの道:神戸又新日報に昭和8年に報道されたフリーメーソン記事 (06/15)
- 模糊の旅人:仁徳天皇陵古墳の真の被葬者は誰か? 百舌鳥古墳群と古市古墳群の被葬者の比定 (04/19)
- 失われた日本史 にきみたまの道:大河ドラマ 幕末・明治ものは絶滅するかもしれない (01/28)
- 失われた日本史 にきみたまの道:日露戦争におけるドイツの思惑 (01/16)
- 失われた日本史 にきみたまの道:「勝てば官軍負ければ賊軍」の隠された意味 (01/15)
- 失われた日本史 にきみたまの道:廃藩置県の郷土史的意味 (12/25)
- Coffee, Cigarettes & Music:記事「大航海時代に日本が侵略されなかった理由wwwww」について(16) (12/06)
- Coffee, Cigarettes & Music:記事「大航海時代に日本が侵略されなかった理由wwwww」について(15) (11/20)
- Coffee, Cigarettes & Music:記事「大航海時代に日本が侵略されなかった理由wwwww」について(14) (11/12)
- 鹿鳴館時代に検討されていた条約改正案は欧米に媚びる内容で世論の大反対を受けた (02/12)
- 極端な欧化主義でわが国の伝統文化や景観破壊を推進した政治家は誰なのか (02/06)
- 『文明開化』施策という極端な欧化主義政策と日本の伝統文化破壊 (01/29)
- 『文明開化』で旧来の制度や習慣を西洋化しようとした政府と、それに抵抗した人々 (01/22)
- 『文明開化』における新旧風俗の大混乱 (01/16)
- 大倉喜八郎が事業を発展させたきっかけと、儲けた金の使い方 (01/10)
- 大倉財閥の祖・大倉喜八郎が鰹節屋の小僧から独立し巨富を得た経緯 (01/05)
- 2019年新年のご挨拶 (01/01)
- 明治政府の薩長対立の中を生き抜いた藤田伝三郎の人脈と藤田コレクション (12/26)
- 奇兵隊に参加し失明した藤田伝三郎が大富豪となるきっかけとなった人物との出会い (12/19)
- 攘夷や倒幕に突き進んだ長州藩の志士たちの資金源はどこにあったのか (12/13)
- 日露戦争・旅順港閉塞作戦に協力した右近家から敦賀に向かう……越前の歴史散策4 (12/06)
- 瀧谷寺から越前海岸の景勝地と北前船で栄えた河野浦を訪ねて~~越前の歴史散策3 (11/29)
- 継体天皇ゆかりの足羽山から紅葉名所の大安禅寺へ ~~越前の歴史散策2 (11/22)
- 越前和紙で栄えた地域の歴史と文化と伝統の味を楽しむ~~越前の歴史散策1 (11/15)
- 明治政府にとって「徴兵制」のハードルは高かった (11/08)
- 明治時代の自虐史観と、「開発」行為による文化・景観破壊 (11/01)
- 甲賀の総社・油日神社、平安仏の宝庫・櫟野寺などを訪ねて~~甲賀歴史散策その2 (10/25)
- 現存する唯一の忍術屋敷を訪ねて~~甲賀歴史散策その1 (10/18)
- わが国史上最大の火山災害である「島原大変」の被害者の大半は津波で死亡した (10/11)
- 平家滅亡のあと畿内を襲った元暦2年7月の大地震 (10/04)
- 戦国時代の歴史を動かした天正地震 (09/27)
- 敗戦後の混乱期に日本列島を襲った「昭和南海地震」 (09/20)
- 地震がなかったにもかかわらず三陸海岸を中心に日本列島を襲った大津波~~チリ津波 (09/13)
- 由良要塞の一部である深山砲台の跡地と淡島神社などを訪ねて~~加太の歴史散策 (09/06)
- 紀伊国屋文左衛門がみかん船で大儲けしたという話は真実か (08/30)
- 江戸時代に大阪が商業の中心地として栄えた理由と、豪商・淀屋の闕所処分を考える (08/23)
- 綱吉の治世後半を襲った相次ぐ大災害の復興資金を、幕府はいかに捻出しようとしたか (08/16)
- 徳川綱吉の『生類憐みの令』を悪法とする通説が見直されているのはなぜか (08/10)
- 鳳来寺の神仏分離と日本の百名洞・乳岩峡などを訪ねて (08/02)
- 長篠の戦の武田勝頼公本陣跡から満光寺庭園、阿寺の七滝などを訪ねて (07/26)
- 長篠城址と長篠の戦いの決戦の地を訪ねて (07/19)
- 満州国にわが国が莫大な投資をして築き上げたインフラを掠奪した中国 (07/12)
- 満州の民衆が関東軍を敵視しなかったのはなぜなのか (07/05)
- 満州に関東軍が駐留していた背景を考える (06/28)
- 満州人が各地で独立運動を起こしていたことが教科書などで書かれないのはなぜか (06/21)
- リットン調査団と国際連盟を利用してわが国を孤立化させた列強は何を狙っていたのか (06/14)
- 関東軍が満州を制圧し満州国が建国されたことを当時の世界はどう見ていたのか (06/07)
- 満州事変の当時、満州のわが国の権益を狙っていた国はどこだったのか (06/01)
- 関東軍が「暴走」したと描かれる背景を考える (05/24)
- 関東軍は昭和の初期からソ連の工作活動の重要な対象であった (05/17)
- 仏教伝来から神仏習合に至り、明治維新で神仏分離が行われた経緯を考える (05/11)
- 日本三大山車祭の一つ、長浜曳山祭の歴史と子ども歌舞伎 (05/03)
- 神仏習合の聖地であった竹生島で強行された明治初期の神仏分離と僧侶の抵抗 (04/26)
- 滋賀県に残された神仏習合の景観などを楽しんで~~邇々杵神社、赤後寺他 (04/19)
- 旧幕府の軍艦で脱走を図り、明治政府とは別の政権を誕生させた榎本武揚とその後 (04/12)
- 厳寒の痩せ地に移住した会津藩士たちの飢餓との戦いとその後 (04/05)
- 会津籠城戦と鶴ヶ城落城後の動き (03/29)
- 白虎隊悲話と会津藩士家族の相次ぐ殉死~~~会津戊辰戦争 (03/22)
- 暴れ川として知られる吉野川の流域を豊かにした阿波藍と徳島の伝統文化 (03/15)

同上 電子書籍
同上 自由選書版
江崎道郎氏がコミンテルンの秘密工作を追究するアメリカの研究を紹介しておられます
落合道夫氏もスターリンの国際戦略に着目した著書を出されました
この本で張作霖爆殺事件の河本大佐主犯説が完全に覆されました
南京大虐殺の虚妄を暴く第一級史料。GHQ発禁本の復刻版